どうも、trzuです。
お盆いかがお過ごしでしょうか。trzuはいつもと変わらずヒィヒィいいながら体を動かしています。下級国民にお盆休みなんてものはありません。
メギドPvP の記事書かなきゃいかんなあ、と思っていたんですが心身ともに(特に心)PvP やるくらいのコンディションになってなくて…最近、日中自分をしごいてお昼寝ほどほどに、夜は4時間眠れないという状態で動いていたのでPvP やってた時間帯に頭を使おうという気持ちになれませんでした。対戦ってあんまりしたことないからかもしれないんですけど、精神力も結構使います。ごめん言い訳した。超反省。
ただ、まあPvP やってなければ他に何したと言っても何かしたわけでもなく…特にこの時期気軽に旅行も飲みも世間の目がなかなか許してくれないのでここに書くレベルのことをしていませんでした。それどころか、家にいると心が腐るタイプなので今この期間が苦行で仕方ありません。人求む。
そんなわけで、これしたあれしたなんてのが書けないので今日は別のことを書こうと思います。
今年に入って、電子書籍 を買い漁ることが多くなってすっかり漫画小僧に成り果てました。もう同年齢の人たち結婚してるのにね…
そんなわけで、面白かった本とか漫画を紹介しようと思います。気づいてないけど、こういうのってtrzuの趣味嗜好がかなり出るんですかねえ。バリバリに出てたらコメントで教えてほしいです。
1. ぐらんぶる 5巻まで読んだ
主人公の伊織くんやイケメンキモオタの耕平くんを始めとするPaB(Peek a Boo: 彼らの所属するダイビングサークル)の話です。ダイビングの時は結構真面目にダイビングの話をしていてなるほどなあ、となるんですけど基本的にこのサークルは飲みサーなので、結果として真面目とアホがちょうど半々くらいです。なんかXXX大学みたいだな
本でもアニメでもそうだと思うんですけど、テンポの悪さっていうのは結構致命的です。アニメ版キ●ミー●イベー1話も最初見たとき「テンポわる...」と思いました。しかしこの漫画、今の所テンポよく進行していていいですね。と思って原作者の井上堅二 さんのこと調べたらバカとテストと召喚獣 の作者さんなんですね(漏れは見たことないけど)。通りでねえ
あとこれ始めの方で言っておきたいんですけど、常にストレスに晒されてるtrzuは娯楽の中に受け入れられない、ありえねえだろ!ってものがあると、作品そのものを受け付けなくなっちゃう病にかかってるんですよ。今まで発症したのがバンブーブレード と世話やきキツネの仙狐さんです。最近だとちいかわも結構それです。ここに出てくるものは一応読める基準を満たしていると言えます。ちなみにこれらがダメだった理由が
バンブーブレード ...都ちゃんの彼氏がダンくんなのがなんか受け入れられなかった。本当にごめん。剣道関係ねえ
仙狐さん...この作品の世界と違って毎日毎日疲弊している自分には救済がない、ということを強く認識してしまうのが本当にダメだった。超絶謝罪。
ちいかわ...アレで生存できているという事実が受け入れられなかった。多分ちょくちょくハードな展開が出てくるのも原因だと思う。あれでいて淘汰されないことに対する疑問も拭えていない。まあそういうものなんだろうけどさ...後述の闘争領域の拡大を読んでからますます意識するようになってしまいました。
どれもしょうもないよね...
けどこれって自分だけなんですかね?似たような例あったら教えてください。
2. ノノノノ 3巻まで読んだ
この表紙の子がスキージャンプをするって話です。この子野々宮悠太って名乗っているんですが、これは死んだ兄貴の名前で本当は野々宮ノノという名前で女の子です。なんで戸籍を偽っているかというと五輪スキージャンプが男しか出られないから。彼女の親父さんは才能ある人だったんですが五輪団体でやらかしてしまい、それまで一位だった日本が表彰台を逃してしまいます。それで激しいバッシングを世間から受けたので子供に頑張ってもらおうとしたのですが、ジャンプの才能が兄貴じゃなくて五輪に出られない妹のノノの方にいってしまった、という悲しい過去があります。兄貴は死んでます。
trzuあるあるなんですけど、性欲を掻き立てられると読むモチベが上昇します。もちろん話のテンポとかもあるんですけど。事あるごとに「フン、可愛いじゃん...」と思っています。
他のキャラもいいですね。前にtwitter でこの漫画の皇帝が紹介されたんですけど、実際に読んでみると結構やばい人でした。初登場でこれ
性格もシゴキもなかなかのものなんですが、よく飛べるように後輩の板におまじないをするという一面も。フン、可愛いじゃん…
3巻終わりで結構いい展開なんでこれ書き終わったら続き買います。DMMサマーセールが終わらんうちにな…(DMMの回し者)
3. 嘘喰い 全巻読んだ
この表紙の斑目 貘って人が主人公(一応)。倶楽部賭郎っていう会員制の組織があって、そこの会員は色々準備するとそこを取り仕切るお屋形様と賭郎をかけた賭け「屋形越え」に挑戦できます。今まだ誰も成功していなかった屋形越えを成功させようってのがこの物語の趣旨です。 ギャンブルをテーマにした漫画って読んだことないですけど、面白いですね。
いろんなゲームで賭けをするんですが、ルールそのものはどれもわかりやすいんですけどその戦いは初見ではかなり難しいと思います。業の櫓編なんか相手の持った玉の数を当てようってだけなんですが、ただ普通に読んでるだけだとその推理わからない...わからなくない?まあこの話で出るドティの部屋っていう読み合いシステムがあるのでめちゃ単純ってわけでもないけど。
あと、よく言われているんですけどこの漫画のギャンブルってこれ満たしてればなんでもありみたいなのが結構多いんですよね。で、賭けの結果を覆す方法ってのがあって「暴力」っていうんですが、賭郎の立会人(会員が呼ぶと駆けつけ勝負を仕切ってくれる人)は暴力がとてもお強いです。もちろんしっかり取り立てるためですね。暴力描写は癒しです。立会人と敵対組織、そして立会人同士の殴り合いがこれでもかというくらい楽しめます。強い人間と強い人間の殴り合いがつまらないわけありませんよね。
↑この漫画の暴力といえば、な伽羅さん
全巻揃えると49巻と非常に長いですが、気になってる人はサマーセールやってるうちに読んでみていいと思います(DMMの回し者)
ちなみに最後から2番目の勝負のエア・ポーカー編はマジの熱い勝負だったんでおすすめです。(個人的になんでそう思ってるかはネタバレになるんで...最後の勝負も好き)
4. 喧嘩商売 /喧嘩稼業 今出てるやつは全巻読んだ
漏れ、twitter でこの漫画のことを語っているんですが...如何せん読んでいる人が周りにいなくて困っています。格闘漫画なんで、読む人かなり選びそうではあるんですが…ここまでで計37巻とかなり長いですが、お願いなので読んでください。DMMサマーセールやってるんで(DMMの回し者)。喧嘩商売 が先で喧嘩稼業が後です。たのんます。十兵衛vs金田、工藤vs梶原とか話がしたいです。。。
5. カノジョも彼女 今出てる分は読んだ。6巻
今アニメやってるやつです。これ、DMMでおすすめされていたので読んでみたんですがテンポの良さがいいですね。主人公が彼女(1巻表紙の子)と付き合ってるんですが、突然別の子に告られます。普通「女いるし絡みいらん」って返答するところをアホなのか優しいのかわかりませんが、彼女の誠実さを無下にできないってことで二股許可してくれない?と訳のわからん回答を出します。そしたら彼女もアホなんでうまい反論ができず(スペックでも一部劣るので)三人ひとつ屋根の下で暮らす...みたいな感じの話です。
この漫画のいいところは、読者に要求するかしこさが非常に低く設定されているのか疲れていても読みやすいというのが挙げられます。わかりやすい上に圧倒的に1ページあたりの文字密度が低いんですよ。
70年後でも読めそうな感じです。疲れ切った現代人向けなのかもしれないですね。
あ、17日に新刊発売です。
6. ゆびさきミルクティー 3巻まで読んだ
主人公はこの1巻表紙の子...
じゃなくてこの子
可愛いですよね。けど、男なんですよ。ちなみに1巻表紙の子は彼の幼馴染。
この幼馴染と同級生の水面ちゃんって子の間で揺らぐというのがこの漫画です。trzu恋愛の漫画も別に読めないこともないんですが、いかんせん経験が無いんで心で理解しても頭でしっかり理解できてないところがあります。理解できたら追記か何かで書きます。
彼の女装は徹底してて、中学までやってたサッカーを足に傷がつくという理由でやめたり喉仏を気にしたり、果てには己の男性性を嫌だと感じたり…もちろん声もバレないように寄せてます。
ちなみに読んだ中でニヤニヤしてしまったのがこれ
女装する主人公に一目惚れした親友をこっぴどく振るシーンなんですが、なんかこの悪い女感にグッときませんか?漏れだけ?
ちなみに、twitter で検索かけたらめちゃくちゃ後味の笑い終わり方するらしくて戦々恐々としています。コワイヨー
7. 魔都精兵のスレイブ
ハーレムもんです。この1巻表紙の女の子が戦闘能力のねえ主人公を使役すると、その女の子の能力が反映されたバケモンになって戦おう!ってやつです。なんで物語の詳細言わないかというと、漏れがエロシーン目的で読んでるからです。あと、ここで書かなくてもそんなに難しいものでもないので気になった人は読んでみたらいいと思います。
ここまで読んでどこにエロが?となると思います。重要なのは戦闘後です。
彼を使役した女の子はエロいご褒美をあげないといけないんですよ。こんな感じ。な、なんなのだこれは…
ちなみに、人気投票が過去に行われたようなんですが一位はこの人でした。
なんか知らんがめっちゃ主人公のこと好きで押し掛けるしエロいことしてくるって人なんですが…オタクくん下半身に正直すぎだろ!
あと、これ言っておきたいんですけど漏れ最強(とか全能)キャラって苦手なんですよ。敵ならまだいいんですけどね。主人公サイドの最強ってのほんとダメでDMMのランキングとかみてそういうのあると目を逸らしたくなります(DMMの敵)。熾烈な闘争だったり、苦悩する様子や感情の揺れ動きをみて応援したり熱くなりたいのであって、オナニーショーを見たいわけじゃないんですよ。ケンシロウ だって初めから強いわけじゃないし、承太郎もDIO 戦を余裕で勝ったわけではない。BJだって手術失敗することあるし。けど、全力で戦ってるから負けても魅力が衰えないんですよね。
で、この漫画いるんですよ。そういう最強な人。
山城恋っていう子で総組長なんですけどね、書いてある通り強いんですよね。もうめちゃくちゃ警戒しました。やべえ、このパターンきちゃったよ…
と思いつつこの人のご褒美シーンを見たら…
なんと、犬になってました。強いやつは屈服させたいよな?という作者の歪んだ気持ちが伝わってきます。しかし、ひじょーによくわかります。人の本能です。苦手としていた設定をこんな風に活かしてくるとは…恐れ入りました。
自分の首輪を用意できる忠犬
8. デスラバ 5巻まで読んだ
作者の智弘カイ という方は東大出身らしく、学歴コンプマンtrzuは「東大出るとどんな漫画書けるようになるのかな」と思い読んでみました。そしたらこんなでした。
そう、エロ漫画だったのです。あらすじとしては、DTがDTを守り抜くという内容。は、はえ 〜…詳しいことはほんへ読んでね
過去にはこんなことがあった模様。こっそり連載中!? 人気作なのにアプリで読めない『デスラバ』を読む方法! - マガポケベース
9. カガクチョップ 全巻読んだ
カヅホ先生が連載していた漫画です。この白衣の鈴園沙衣部長がいろんな発明品で悩みを解決する、という話です。かわE。
ノリは完全にキルミーベイベー です。ちょっと暴力表現がハードかな?結構ゆったり読めるのでいいですね。
10. 闘争領域の拡大
「性的行動はひとつの社会階級システムである」
ここから活字の本です。
これ、今から30年くらい前におフランス で発表された本なんですが…読んだら結構落ち込んじゃいました。この本の主題は非モテ です。漏れじゃん。この闘争領域の拡大というのは本文中盤で触れられるのですが、元からあった経済的な闘争に加えて、自由恋愛になったことで恋愛という場においても格差社会 になったので闘争をせねばならないということを表しています。
元カノといろいろあって恋人が今いない主人公がいろんな非モテ のことを考えたり、非モテ の同僚と出張するという話なんですが、いちいち出てくる非モテ の話がつらいんですよね。
例えば回想で出てくる非モテ の話なんですが、シングルベッド買えない問題というのがありました。この非モテ の方は自殺してしまいます。シングルベッドというのは文字通り1人用のベッドなのですが、これを買うということは
・これから先10数年はパートナーいません
ということを表明するのと同義です。すなわち格差社会 において敗北している証です。ベッドってかなり長持ちするしね。
あと、ティスラン(前述の同僚)は中盤で事故死してしまうのですがその後の職場の人たちの対応があまりにも塩対応で見ていて悲しくなりました。経済的には勝ち組、恋愛においても死ぬ間際まで闘争(なんなら本文では血塗れの彼の中には闘争も、闘争心も、欲望も残っていたと書かれている。即死してるのに)していたのに、下層にいたというだけでこんなに冷たいのか…と思ってしまいました。
そしたらここで闘争してない漏れは?孤独死 ですかね…
11. アマニタ・パンセリナ
実はこの人の本初めて読んだんですけど、マァ〜面白いですね。子供の頃、さくらももこ のエッセイ読んだんですけどそれくらい読みやすくて面白かったです。ざっくりいうとドラッグ四方山話と言った感じでマリファナ やブロンキメたり、幻覚サボテン(ペヨーテ)食べたりシンナー吸ったり、著者の飽くなきドラッグへの探究心や哲学を垣間見ることができます。個人的に面白いのは、シンナー吸おうぜ!と誘ってきた仲間がトルエン を一斗缶で用意したとこですかね。豪快すぎでしょ。
というわけで、本当はもう少し書こうと思ったんですけど疲れてしまったのでこの辺でやめておこうと思います。なんか面白そうなものとかあったらコメントで教えてください。
ではまた👋